オムツ替えでのけぞるのは普通!でも、本当に自閉症の子も
自閉症の赤ちゃんに多いと言われる「仰け反る(のけぞる)」行動。
乳児や新生児の授乳中の抱っこやオムツ替えで赤ちゃんがのけぞるのは、ごく普通のことだと思いますが、本当に病気でのけぞる赤ちゃんがいるのも事実です。
このページでは、赤ちゃんが自閉症と診断されたママさんの声もご紹介します。
赤ちゃんがのけぞる理由
赤ちゃんを抱っこしたり、おむつを替える時などに、背筋をピンと伸ばし足を突っ張る、身体をよじるなどの反り返りの動きをすることはありませんか?
赤ちゃんの「のけぞる動き」は、自閉症や発達障害と関連しているという話を聞いて、不安に思っているママさんもいるかもしれませんね。
でも、多くの場合、抱っこやおむつ替えの時の「仰け反り」「反り返り」は、成長のなかで見られるごく自然な動きです。
こんな感じで、赤ちゃんなりの意思表示や意味があっての動きの場合もあるようです。
乳児の赤ちゃんは「のけぞる」動きをするのでしょうか?
自閉症のよくある症状に、「のけぞる」というのは確かにあるようですね。病気じゃないと不安に思うのもよくわかります。
私の甥っ子は1歳ですが、8か月くらいからとてもよくのけぞっています。
オムツ替えなんてもう大変で、足は肩でしっかり抑えてやってますよ。
ただ、オムツ替えでのけぞるのは抑えつけられているのが嫌いというのもあると思います。病気の判断はまだできないらしく様子を見ています。
のけぞる以外にも、手をひらひらさせるのも自閉症の特徴といわれていますね。甥っ子もひらひらをよくしているのですが、これは、自分の手を見ているらしく、赤ちゃんの大事な成長過程でもあるらしいですよ。
赤ちゃんがのけぞる原因と対策
赤ちゃん、言い換えると、新生児や乳児がのけぞる原因のひとつは、一般的には不快を伝える意思表示がひとつの原因と言われています。
成長過程で見られる自然な動き
のけぞる動きが不快を伝える意思表示の場合、例えば、抱き方が嫌だとか、抱っこされて熱くて嫌だとか、今はミルクは飲みたくないとか…。
不快な感情を言葉にできない赤ちゃんが反り返って拒否しているということになります。
行動と状況を観察して思い当たることはありませんか?
それから、赤ちゃんは体が動かせるようになってくると、大きな動きすることがあります。それがのけ反っているように見えることもあるようです。
今すぐできるのけぞりの対策
抱っこの仕方でのけぞりの姿勢が定着していることもあります。
新米のママさんで新生児や乳児がのけぞる場合は、まずは抱っこの仕方も見直してみましょう。
のけぞりやすい抱っこ
赤ちゃんを抱っこする時に、肩を腕に乗せてお尻を支えている、と頭が下がりやすくなる結果、仰け反る姿勢になってしまいます。
お尻を支えているので一見安定して抱っこしているので、気がついてないママさんも多いです。
赤ちゃんの頭を腕に乗せるようにするといいですよ。
自閉症の症状が心配な場合は?
先ほどの体験談の中での話にもありましたが、自閉症などの判断は、2歳から3歳にならないとできないと言われています。
新生児や乳児の場合には、成長過程の個人差の可能性があるわけですね。
どうしても心配な場合には、一人で抱え込まずお医者様と一緒に経過を観察していきましょう。
心配を口にするだけでも心が軽くなるものですよ。
自閉症と診断された体験談
私の娘は自閉症との診断を受けています。
赤ちゃんの頃の状態はのけぞったり、寝るときには背を丸めてかがんでいたりといろいろでした。
のけぞり方はあかちゃんによって差があります。
のけぞるだけでは、判断が難しいので一概にはいえませんね。
のけぞるとか、手をひらひらさせるのは、症状というより個性であることも多いと思います。
そもそも、自閉症はコミュニケーションがうまく取れないといった障害なので、動作だけで判断するのは難しいと思います。
小児神経科で診察してもらった時の問診票から
娘が小児神経科で診察してもらった時の問診票にあった内容ですが、以下の症状があれば自閉症の可能性が高いと言われました。
- 犬がいたら犬に指をさすだけでママの顔を見ない
- ママが飛行機を見上げても自分は見ない
- ママが言わなければママが指をさしたものを見ない
- 箱を持ってくるだけで、蓋を開けてなどの要求がない
マとのコミュニケーションが薄く共感するといったことがなく、あくまで自分のペースを推し進めるといった感じです。
まとめ:赤ちゃんがのけぞる理由や原因
あかちゃんがのけぞる原因は、成長過程の自然な行動である場合と、自閉症などの病気が原因の場合があります。ですが、2~3歳になるまでその判断はできないようです。