赤ちゃんの便秘には何が効く?綿棒浣腸・砂糖水など具体的ですぐできること

赤ちゃんは便秘になりやすいものなのです。
赤ちゃんは運動するわけでもなく腹筋もしっかりしていないから、よく便秘になるのですね。でも、いきんで真っ赤になったり苦しそうにしているのはかわいそうですよね。

ここでは、赤ちゃんが便秘になった時の対処法についてご紹介します。
排便回数が少ないかなと思ったら試してみてください。

目次

赤ちゃんが便秘になった時の対処法

赤ちゃんが便秘になった時の対処法を、先輩ママさんの体験談とともにまとめました。

綿棒で浣腸

赤ちゃん用の綿棒ではなく、大人用の綿棒をほぐしてベビーオイルやサラダ油をたっぷりつけてから使います。
また、うんちがすぐ出てきても良いように新聞紙などをお尻の下に強いてスタンバイしておきます。

タイミングは、腸が活発に動いている授乳または離乳食の30分後が一番効果的です。

仰向けに寝かせ、用意した綿棒の頭部分を、肛門に円を描くようにやさしく挿入していていきます。

15~20秒くらい円を描きながら、お腹も軽くさすってあげましょう。

即効性があるので、出る時はすぐに出てきます。
ただし、やりすぎは禁物です。

砂糖水を飲ませる

大人が便秘解消に飲む水と、便を柔らかくする性質を持つ糖分とを組み合わせた方法です。
効果的な砂糖水の濃度は、なめるとほんのりと甘さを感じる5%程度です。
濃すぎると下痢になるし、甘いものに慣れてしまうので注意が。

作り方

沸かしたお湯を60℃程度に冷ましたもの100mlと砂糖5gを哺乳瓶に入れて溶かし、人肌程度に冷ましてから飲ませます。
1口30ml~50mlを、少しずつ様子をみながら飲ませることがコツです。
砂糖水は、純度の高いオリゴ糖でも代用できます。
ミルクや母乳にはオリゴ糖が含まれていますが、離乳食が始まると摂取量が減少して便秘を招いてしまうのです。

離乳食開始後に便秘になった時の注意点

離乳食が始まると同時に便秘しやすくなる場合がありますが、これは水分摂取量が少なくなるからです。

大人同様水分をたっぷりとって、食物繊維の多い食べ物から離乳食を作ってあげましょう。
6ヶ月頃なら、さつまいもやかぼちゃをペースト状にした離乳食がおすすめですし、
7~8ヶ月頃からはすりつぶしたひじきやわかめなども加えてみましょう。また、適度な油分も効果的です。
9~11ヶ月頃なら、みじん切りにしたキノコ類も取り入れてみるのもおすすめです。
また、おやつにバナナやヨーグルトを上げるのも良いでしょう。

どうしてもうんちが出ないなら?

いろんな対策をしてもどうしても出ない時には、病院に行くのも考えなければいけません。
例えば、1週間以上も便秘が続いているなら、赤ちゃんは相当辛いはずです。

お腹に触ると張っていて赤ちゃんが痛がる、何度も吐く、便秘で硬くなったうんちを出す時に血が出る、などといった症状があれば、病院で診てもらう必要があります。
病院は、生後一カ月くらいなら出産した産婦人科、または小児科に行きましょう。

日ごろから気を付けることも大事です。
浣腸などは応急処置にすぎません。日ごろから便秘にならないように、水分や食物繊維をよく取るようにし、生活リズムが一定になるように心掛けましょう。

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