夏場の脱水注意!赤ちゃんの水分補給はどうしたらいい?

赤ちゃんの水分補給

最近の夏といえば、猛烈な暑さに見舞われるのが恒例のようになっていますが、脱水症状が心配になりますよね。

大人でも大変なこの時期、周囲に何も訴えられない赤ちゃんはママが気遣って水分補給してあげる他ありません。
ママは赤ちゃんの些細なそぶりも見逃さずにキャッチしましょう。
本格的な暑さを迎える前に、赤ちゃんのための正しい水分補給と夏の過ごし方についてご紹介します。

目次

月齢で考える、赤ちゃんの水分補給

赤ちゃんは話せないので、喉が渇いた時には泣くか、むずかるしか手段がありません。赤ちゃんは小さな体で、体内の水分量も多いため、大人と比べて脱水症状が起きやすいです。

赤ちゃんはたくさんの水分をまとめて取れないので、こまめに水分補給をしてあげましょうね。

生後半年くらいの離乳食までまで

生後半年くらいの離乳食までなら基本的に母乳やミルクだけでも十分水分補給になります。
欲しがる時は十二分にあげましょう。
また、汗をかいた時や気温が高い時、入浴後などにも積極的にあげるようにします。
赤ちゃんが夏を快適に過ごせるかどうかは、水分を十分に摂取できるかどうかにかかっているといえます。

生後6か月からは湯冷ましやベビー用麦茶もOK

また、生後6か月過ぎなら湯冷ましを飲ませても良い頃なので、一度沸騰させてからぬるい程度に冷ましたものを、スプーンに人さじずつ、赤ちゃんのペースに合わせてゆっくりと飲ませてあげましょう。
それから、ベビー用の麦茶もおすすめです。(大人用の麦茶はそのままでなく薄めてくださいね。)

湯冷ましや麦茶は、歯が生え始めた頃でも虫歯の心配がないので寝苦しい夜などに重宝します。

お散歩に行くようになったら、水分も一緒に忘れず持参するようにしましょう。

おやつとは違うので、1日何回などと回数を決めることなく好きなだけあげて夏を楽しむのが良いですよ。赤ちゃんだって夏はアクティブに楽しみたいでしょうからね。

赤ちゃんの水分補給

下痢をした時には

暑い上に下痢などをすると、体の水分は猛スピードで失われてしまいます。
そんな時には水分や糖質、塩分などを同時に素早く吸収できるベビー用イオン飲料がおすすめです。

でも、甘くて美味しいので赤ちゃんが気に入るとそれしか飲まなくなる可能性があるので、あげ過ぎには注意が必要です。
また、大人用では赤ちゃんには濃すぎます。必ずベビー用を選びましょう。

脱水症状の見極め方

水分不足で一番怖いのは、大人でも油断するとなる恐れがある脱水症状ですよね。
赤ちゃんの状態は常にチェックしておき、様子が違えば早めに対処することが必要です。

普段から、おしっこの回数や量を書き留めておいて、少ないようなら水分が足りていない証拠ですし、色が濃かったりきついニオイがする場合には脱水症状を起こしている可能性があります。
そんな時にも、白湯やミルクではなく、ベビー用イオン飲料を速やかにあげましょう。

でも、もしも赤ちゃんがぐったりして明らかに普段と様子が違うようなら、救急車を呼ぶなりしてすぐに病院で診てもらうようにしなければいけませんよ。

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